てんかんで苦しむ男性

てんかんは突然意識を失って反応がなくなってしまう病です。日本の患者数としては60~100万人いると言われており、誰でもかかる可能性がある病です。こちらではてんかん症状のサインなどを詳しく伝えていきます。

腹部が腫れる肝硬変、高アンモニア血症によるてんかん

高アンモニア血症は、てんかんの発作や意識障害の原因となることもあるため、てんかんの患者を診察した時には、採決でアンモニアもチェックすることがあります。
どうしててんかん発作で高アンモニア血症が起こるのかというと、過激な運動に伴って筋肉で脱アミノ化反応が起これば、アンモニアが発生します。これがてんかんに伴う高アンモニア血症の原因となります。

高アンモニア血症とは、アンモニアが体内で分解されずに血中に蓄積し、意識障害などを引き起こす疾患で、先天性尿素サイクル異常症や、尿路感染症、肝硬変などの、尿素回路の病変や分解酵素の減少や欠損が起因していると考えられています。
生後数日で発症した場合には、まもなく死に至るか、精神発達障害などが残る危険性があり、薬物治療や人工透析、肝移植などが必要になることもあります。
軽い症状の場合には、嘔吐や発育の遅れ、異常行動などがおこり、重い症状の場合には、昏睡状態、意識障害などがあります。乳幼児以降に異常行動などで発覚することもあります。

肝硬変の症状は、胸や背にニキビに似た赤い斑点が出たり、腹部が膨らんできて横から見ると、下腹部が異常に飛び出すなどの症状が現れます。
また症状が進むと、全身の皮膚が黄色になったり、食堂や胃の静脈瘤が破れると、吐血をしたり、コールタールのような便になるなど、大量の出血がみられます。
肝硬変の治療は、一度肝硬変になった場合には、正常には戻ることはないので、現在の肝臓をいかに保つかが治療の要点となります。
症状が軽度の場合には、外来通院で経過を観察し、日常生活の指導を行います。
腹水や黄疸などの症状が現れた場合には、入院が必要となり、腹水に利尿薬を投与したり、内視鏡によって硬化療法をとるなど治療を行います。